ダムシリーズ:宇連ダムを散策

                                  2021.7.20

新豊根ダムの帰り道、宇連ダムに立ち寄ることにした。しかし片道1時間の距離である。山間部は曇りで時折雨とのこと。しかし帰路の途中であるならばと立ち寄ることにした。宇連ダムは飯田線三河川合駅から3km。国道151号線とほぼ交差した地点だ。到着時間は17時だ。まだ間に合う。夏時間だ!ナビに導かれ着いたがゲートは閉まっていた。

 到着時間は17時だ。夏だとゆうのに、少し暗かった。気になるのは写真撮影には暗すぎないかと言うことだ。しかしやるしかない。新豊根ダムまで時間がかかりすぎたのだ。

        宇連ダム本体               案内板

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 愛知県東部、いわゆる「東三河」はかつて干魃に悩まされていた。そこで豊川用水が国営事業として計画され、終戦直後の1949年に事業に着手した。その水がめとなる宇連ダムは1958年(昭和33年)12月に完成し、せき止められた人造湖は「鳳来湖(ほうらいこ)」と命名された。 ダム湖には宇連川だけでなく、天竜川水系の振草川・大入川から取水された水も流れ込んでいる。少雨時にはしばしば干上がることもあり、生活用水確保のために佐久間ダムから導水してしのいだこともあった。豊川水系のダムとしては、下流に1961年(昭和36年)完成の大野頭首工があり、豊川支流の大島川には2001年(平成13年)に完成した大島ダムがある。現在は設楽ダムの建設が計画されており、ダム建設の是非が問われている。佐久間ダムや新豊根ダムとは様式が大きく異なるのは前者は水力発電と治水洪水対策を目的に作られているが、後者はかんがい、用水利用のためだろう。

水資源:豊川用水総合事業  

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宇連川を堰き止め人造湖となったが、下流の渓谷は鳳来峡と呼ばれ、また近くに鳳来寺山がある。これらから、鳳来湖と名付けられた。東三河のみずがめである。豊かな水面は心もなごむし、安心する。

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 ビスタ姫島開発から片道100km山道を概ね2時間、休憩を入れれば3時間の道のりである。23号バイパスを走る時、山奥は雲がかかっていた。山の天気だから大丈夫かなと思いつつも進みました。途中昼食やコンビニで休憩を取りましたが、やはり年のせいかスピードは出せません。151号線途中、金越辺りでナビの異変に気付きました。目的地からどんどん離れて行きます。細かい曲がりで目的地を飛ばした様です。ナビを元に戻しました。30分ほど超過し遅れてしまいました。夏時間は有り難いです。到着は3時過ぎになりました。しっかり晴れて暑いです。

  4時頃まで撮影しました。まだ早い時間だったので帰り道の途中宇連ダムに立ち寄ることにした。5時に到着予定である。現地に到着したら曇りで少々暗かった。撮影出来るかと心配だったがしっかり撮れたので6時頃帰路につきました。          豊橋の23号バイパス前でメーター見たらさすがプリウス燃費が30.5km/Lです。あれほど山道走ったのに、結構燃費が良いのには驚きです。

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プリウスの燃料表示

 

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鳳来湖を望む


 もう夏休みです。山の天気は変わりやすいです。日照時間も短く暗くなるのも早いです。また山間の道路は曲がりが多く、その割に対向車は多いです。家族で行かれることありましたら安全運転を心がけて下さい!それと、水と多少の食べ物は必需品です。でもゴミは持ち帰って処分お願いします。

 

 

宇連ダム:ダム諸元                                                                河川 豊川水系宇連川
目的/型式 AWI/重力式コンクリート
堤高/堤頂長/堤体積 65m/245.9m/273千m3
流域面積/湛水面積 174.5km2 ( 直接:26.3km2 間接:148km2 ) /123ha
総貯水容量/有効貯水容量 29110千m3/28420千m3
ダム事業者 愛知用水公団
 本体施工者 西松建設
 着手/竣工 1949/1958
 ダム湖名  鳳来湖 (ほうらいこ)