初夏の嵐が去った。

 初夏にしてはあり得ない大型台風2号が東海地方を通過した。昨日は渥美、田原でも一日中大雨が続いた。日が変わって今日は朝から吹き返しの西風が強い。私のお店からも田原港には白波が立っているのが見える。岸壁には大きな波が打ち寄せている。外に出ると吹き飛ばされそうだ。午前中は夏野菜が吹き飛ばされないよう養生しに行った。そして営業にまわって、夕方になったが風は一向に収まる気配がない。まだ市内の被害情報は入ってこないが、たぶんまた農家の夏物野菜にかなり被害がでたろうな。でも明日は風も収まるだろう。そんな、こんなで過ぎてゆく平穏な地方だが、東北は異うぞ!なぜなら民謡があるからだ。よさこい節江差追分、南部牛追い唄、津軽...などなどだ!私も学生時代合唱部でトップテナーを張っていたが、民謡の声は、桁違いに高いのだそれに声量があるからすごい!近いところでは木曽節や小諸馬子唄などなどだ。それにたいした伴奏があるわけじゃないが、ちゃんとなっている。日本古来のミュージックってわけだ。だけど、日本の地方の民謡は、世界的なテノール歌手でも難しいのだ。唸っているのか、風に沿っているのか。歌声はいいし、なにか郷愁がある。それはとても、とても真似できない。外国人には、わからんかもしれないがね。でも、海外でも日本民謡はかなり評価されてるそうだ。私も声の質から、高音質なのだが、まるで別物です。まるで人種が違うようだ。やはり過酷な風土の歴史が違うのだ。カラオケなんて無いし、歯をくいしばって、歌ってたんだね。こんな台風であーだ、こーだ!なんて言ってる温暖な地域じゃないんだね。知らぬ間に、私達は都会人の温室になっているんだね。それが年取って歌っても、息も続かんしな。やはり懐メロがいいね。また〜!