台風19号の被害は起こる危険要素が一杯あった!

先日の台風19号の被害に見舞われた方々には本当にお気の毒でした。

今日も民放の報道の中で大雨の中避難して行きながら遭難された画像を放映されていました。本当にお気の毒様でした。

 しかしながら、最近の台風は大型で今まで中部地方より南に上陸し関東や東北などあまり感心がなかった様に思われます。今から40年くらい前多摩川が決壊し家が流された記憶があり川の傍は怖いと思った事を思い出します。それから長い間関東にはそう言った被害がなかった様に思われます。

 それが近年台風の大型化と発生する場所が赤道域ではなくフィリピンや沖縄辺りの緯度に発生してしかも短期間で一気に大型化するのです。

これは、何を意味するかは想像出来ます。そうなんです。地球温暖化により海水温度が高くなっているからなのです。以前は10年に一度位の大雨の予測でしたが近年は100年に一度の大雨が現実に降っているのです。

 今や、日本の中部地方は亜熱帯性気候地域です。よく言えば、バナナやマンゴーが収穫出来る地域になったのです。悪く言えば、中部地方では雪どころか氷が張ったり霜が降りたりはなくなるでしょう。

 すると日本はフィリピンと同じように近海で台風がすぐに発生します。今までのように四季があって米や冬野菜など季節ごと収穫出来たものがかなり深刻な事になるでしょう。

 テレビの報道では家屋の水没ばかり放送していますが、農家の被害は甚大です。長野県のリンゴは収穫手前で川の決壊で水没してしまいました。もう値段がつきません。野菜は収穫出来ません。一度水没した野菜は枯れます。病気でものに成りません。

 こうした被害が起こることは、本当は誰もが予測出来たのです。もう異常気象ではありません。社会環境が引き起こした人的な被害です。

 もう数十年前から地球温暖化による異常気象は予測されていたのに、被害が出たからこれから対策しましょうではなくて、この温暖化の対策が我々人類を守るすべではないでしょうか。

 それにはもう化石燃料に頼らない。ゴミの不法投棄で自然環境や生態系を壊さない事は、最重要でしょう!

一人一人がちょっと気をつけるだけで、環境はどんどん良くなるでしょう!

簡単なことなのです。ゴミのポイ捨てやタバコのポイ捨て、プラスチックや有害物質を水路や川に流さないなど簡単なことから始めて美しい環境づくりを始めましょう!