今年1年をふりかえって

 2011年ももうすぐ暮れます。今年1年を振り返ってみると、今年ほど自然災害に見舞われた年はなかったと思います。3月11日の東日本大震災近畿地方の大雨大洪水、タイの大洪水による日本企業への大打撃などである。しかしそうした惨事に対して、世界中の国々の人々の励ましや、応援メッセージは、とても心暖まるものでした。とくに日本人の勤勉、ひたむきなまじめさに共感して頂いた世界中の人々の友愛には感謝々でした。
 又、そんな中で「なでしこジャパン」のサッカーの金メダルはとても感激でした。この時ほど、日本人に勇気と希望を与えてくれたことはないでしょう。なでしこの方々ほんとうにご苦労様でした。
それから夏場には電力需要の問題、浜岡原発の作動中止。それに伴って日本中エコの啓蒙活動、家庭から売電、メガソーラの売電計画。クリーンなエネルギィーの模索がより活発になったと言えます。
 しかし今思えば、2011年の当初は、そんなに景気は悪くなかったと記憶している。とするならばやはり3.11からなんだろう。確かに円高で輸出製品は、大変だったろう。でも海外旅行組はかなり得したろうね。まあ比にならんだろうけど。ギリシャの経済崩壊でEU経済から世界に波乱を招く事件もありました。
 TPPの関税自由化も大きな問題としてクローズアップされました。これは農家を直撃するのみにあらず日本経済におおきな衝撃を与えた事も事実です。
 こうした世界の中での日本の政策、活動は、どうだったのだろうか。日本は誤った方向に向かってはいないだろうか。いやそうでは、ないと思います。なぜなら世界は日本を見捨ててはいないからです。世界は日本を支持しているからです。世界の支持がある限りあやまってはいないのです。また、これからも誤ってはいけないのです。正義とおもやりと力があるかぎり敗北はないのです。
 もし誤った思想や主義がまかり通る国になったら、たとえ日本といえど孤立しあるいは侵略を許さざるを得ないでしょう。
 年の瀬にちょっと走りましたが、また来年も宜しくお願い致します。
それでは、良い年を!!

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