6月30日から7月3日まで東北地方を旅しました。梅雨まっただ中で雨雲に向かっての旅となりました。
しなの1号で名古屋から中央本線塩尻駅に行きそこからは、バス旅行となりました。
小雨が降る中鶴ヶ城公園の中を歩きお城の中へ上がりました。
階段から天守閣に上がると会津の街並みが一望できました。あの戊辰戦争の戦禍となったお城の北東方向に飯盛山が見えます。その戦禍で白虎隊が殉死した山です。
ちょうど白い雲がかかっている山、ご飯を山盛りにしたような山がそうです。
白虎隊は高校生くらいの若さで自刃したそうです。とても悼まれます。
お城明治維新以降一度取り壊されたそうですが昭和時代に再建されて現在に至っています。
翌日は磐梯山の麓で有名な五色沼に行きました。ブラタモリも放映した五色沼には
ハートマークの白い鯉もいました。
だんだんと天気も晴れてきました。次に仙台は松島です。
松尾芭蕉翁がこの日本三大風景の松島を感嘆して詠んだのが
松島や、ああ松島や、松島やですが近年芭蕉の句でないとの説もあるそうです。
遊覧船で湾内を回り撮影しました。
湾内からは、五大堂も望まれます。この頃には晴れだして結構温度が高いです。
次に一関厳美渓に行きました。さすが観光地です。素晴らしい景色です。
平泉の中尊寺金色堂です。
松尾芭蕉翁がここを最北として旅をしたそうですが本当に歴史がここにあります。
翌日の2日は秋田県田沢湖に向かいました。湖畔には辰子像があります。
東北地方にはいろんな伝説もありますが辰子もこの田沢湖に身を投げてしまいました。
彼女の願いを叶えた観音様もあり長寿をお願いして参りました。
観音さまです。
秋田県仙北市の角館武家屋敷に入りました。檜木内川堤のサクラ並木は素晴らしい景色です。
角館武家屋敷の通りはしだれ桜の枝が柳の様に風に揺られています。
武家屋敷 岩橋家は「隠し剣鬼の爪」「たそがれ清兵衛」な映画のロケ地となったそうですが映画の風景とはずいぶん違いました。
屋敷の構えです。
その日の夕刻には山形県の山寺・根本中堂に行きました
真ん中の山の上には山寺がありますが方ですがよく分からないかも知れません。
千段の階段もありとても上れないので根本中堂まで行って参拝です。
名句
閑かさや岩にしみ入る蝉の声(しずかさやいわにしみいるせみのこえ)はここ立石寺に
参拝した時詠んだそうです。
125年前水蒸気爆発でこのような火口湖が出来たのだそうです。地球年齢からすれば
わずかな時間でありまだまだ、活火山に違いありません。
旅の最後は上杉神社で参拝です。
あの有名な成せば成る、なさねば成らぬ何事も
と謡った句もとても有名です。
以上ですが旅するのは本当にいいものだと改めて実感しました。