四万十川にて

 楽しかった旅の想い出
四万十川は、一度訪れたかった。イメージはゆったりとした川を連想していたがまさにその通りだ。四国内で最長の川である。柿田川長良川とともに「日本三大清流の一つ」と呼ばれているらしい。
 四万十川には支流も含めて47の沈下橋があるそうで、その一つも見学した。中部地方天竜川もそうだが大雨になると水かさが一気に上昇して濁流となるので暴れ川の異名もある。山から流れ出た川は、山間を縫いながら周辺の小川を集めてだんだん太く大きな流れになってゆくのだ。
 川岸に川船が繋いでありここから乗り込む。水面に浮かぶ船から風景はまるで絵画のようだ。川岸には所々に砂州や川柳が見られる。水中は透明であるが起伏が大きく浅瀬が急に深くなる。周囲にはコンクリートの護岸はなく自然のままだ。山々の栄養がそのまま流れ込むのだ。だからこの川には2m級の魚もいるそうだ。若い頃人気漫画の釣りきち三平のモデルになった所でもある。空はどんよりとした天気だが丁度いい日よりになった。お昼時となり冷えたBEELは最高です!後は船頭まかせの観光となりました。

沈下橋

川船の河岸

四万十川の風景

川の畔