愛知、三重、岐阜は緊急事態解除となりました。が...。」

 昨日14日新型コロナウイルス感染対策は緊急事態解除となりました。

とは言え昨日今日とどう違うのかどう変わるのかは、まだ分かりません。緊急事態解除と言われてもはいそうですかと言いきれるものではありません。昨日まで感染対応に追われていたのに。今日からはしなくて良いですとは、とても思われません。

一般に不要不急の外出は止めて、外出時にはマスク着用、施設にはアルコール消毒、買い物では距離をおいて並んだり、会話も近づかず手短に。家族の会話も簡単で手短に等々で感染者数も激減したのですが完全に消滅したのでもなく新聞によればとんでもない県から感染者が出たりで、緊急事態解除と言われても、もはやすぐには信じられません。

その上感染急増なら再指定されるとの事。

 この事態を受けて昨年岐阜県や愛知県の田原市の豚コレラを思い出さずにはいられません。豚の場合1頭でもコレラが発生すれば養豚団地単位で何千何万頭の豚を殺傷処分します。そして大きな穴を深く掘って埋めてしまいます。周りは敷地が真っ白になるほど消毒剤を散布します。ちなみにこの場合養豚団地は3年くらい飼育出来ないそうです。これで終息と思うとまた全然違った所で感染が発生する。そうなると、また養豚団地全体で豚が処分されました。

 

 一体どうして感染したのか原因をつかもうにも、これと言った証拠が有りません。

 豚の子供が買われた時、既に感染しているのではないか?カラスが原因ではないのか?野生のイノシシ、ねずみ等々野生動物が原因ではないのかと。結局分からずじまいでした。その内、町中悪い推測や噂が出回りました。誰々が原因ではないかと。 

 

 田原市では大きな幹線には消毒の検問所のような消毒液のたっぷりと浸らしたマットの上を車が徐行して行く事も1年以上も続きました。

 昨年末に終息したとのことでした。豚にもワクチンをしたそうですが...。

思えば豚の怨念かも知れません。今度は人間に向かっての仕返しかも知れません。

 職場、学校、講演会、演劇鑑賞、映画鑑賞、図書館、飲食会、旅行等々不要不急の外出は全部取りやめです。

 県外へ行く、感染が大きな所への外出は家族からも反対が出ます。今度は、近親者や仲の良い友達間までも基本的には信じられなくなっています。

 感情的にはもう限界まで達しているのでしょう。そうして国民が努力した結果完全ではないが感染拡大が大幅に減少に向かっているのです。

 やることは豚コレラ対策と同じです。ですから今日から晴れて無くなったとはとても思えません。

 解消するには、日々の努力を継続して行くしか無いと思われます。無理なく時間をかけて、また穏やかな日常生活が戻る日を願うばかりです!