水素燃料に期待する!

 今日の中日新聞の一面に『温室ガス今世紀末ゼロに』とあります。今世界各地での異常気象や気候変動は18世紀から19世紀の産業革命より人類100年において二酸化炭素量は急激に伸び深刻な状況にあると言えます。昨今のスーパー台風や異常潮位、干ばつ、未曾有なゲリラ豪雨などあります。しかしこれらは、未だ前兆にすぎません。自然の猛威は今始まったところなのです。これらの自然の猛威は我々人類が作り出したものであるのです。国連の潘基文事務総務長「今すぐ気候変動に対する行動をとれば持続可能な世界は実現出来る」と述べた。温室効果ガスの排出量を今世紀末までにゼロにすることを目標にしなければならない。
しかし化石燃料に今もって依存しているのが現実だ。原子力発電の事故の恐怖は東日本震災で証明している。
 その中で朗報もある。ある週間雑誌によれば、それはトヨタ自動車が世界初の市販燃料電池車(FCV)ミライを今年11月18日デビューすることだ。ホンダ自動車も2015年を目標にFCXクラリティの市販予定だ。1回の航続距離は最大で700㎞になる見込みである。値段は700万円相当であり、国の補助金が200万円となる。とすれば500万円で購入出来る事になる。初年販売台数は700台である。だがこれには裏があり一般の民間人ではなく各省庁や大学や研究機関に納車されるのでまだまだ一般には程遠いのである。そうした技術や購買力が上がれば、もっと安価で手に入る時代も来るだろう。また従来でのガススタンドのように身近に供給できるアクセスの水素ステーションも至る所に配備されるであろう。
 一般の電力供給については、原子力発電所や火力発電所にかわり、水素発電所に変わるであろう。
 東京都では今2020年に開催される東京オリンピックパラリンピックをクリーンな都市での開催をと銘打っている。都内に入る車はそうしたクリーンな車に制限されるであろうし、都内の都市計画もすべてクリーンな環境へと整備され、海外からの訪問者にも大きくアピールすることになるだろう。
 環境を大きく変えることでよりよい自然環境に戻し動物たちも絶滅しないで共存しなければならない。
ただ水素エネルギーにはまだまだこれからであり、開発技術が必要になってくるだろう。いまやその分野では世界をリードする日本の技術が求められるだろう。しかし他の再生エネルギーの開発も不可欠だ。温室ガスを排出しないエネルギーなら何でも良い。これからは、そうした面においても大きな産業革命へと進むことは間違いはない。期待します!


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