東北地方太平洋沖地震、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

お彼岸寒波から打って変わって、暖かな日となった。天候も荒れ、大地も揺れ放射能も降り散々だった東北地方を中心に日本列島、そう言えば去年だったかな、日本列島沈没という映画をテレビで放映していたのは。あんな光景はフィクッションだから現実ありえないと思っていたが、まさかの惨事である。テレビから伝わる光景はまさにそれである。あれほど防災意識の強い地域がいとも簡単に崩壊、壊滅するなんて、我々人類なんて自然災害には全く非力なのだ。阪神大震災から10年余立ってかの街はやっと復興出来たのに、今回は東北地方は壊滅状態なのだ。あの震災の教訓は生かされていたのか?そんな災害はあるまい。そんな津波来たことない。信じられない。そんなもの、来るものか!とその場にいたら自分もその場から逃げ出さず家にいたかもしれない。防災センターで必死に津波の避難予告を訴えていた役場の職員さえもその犠牲となった。
 そして津波が去ったあとは、がれきの野となった。その中には、どれだけの犠牲者が埋もれているだろう。だれが一体全体、昨日までの人々を連れ去ったか!なにもかもを奪っていったか!憤りと悲しみが止まらない!まるで東京大空襲で焼かれた光景ではないか!広島長崎の原爆の跡地ではないか!この平成の御代に、そんな惨事があってたまるか!
しかしこれが現実なのである。被災者の方々本当にお見舞い申し上げます!震災で亡くなられた方のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
 そしていつ来るのか分からない東南海地震に我々の備えは出来ているだろうか?!あれほどの破壊力のある、いやそれ以上かも知れない大地震に耐えられるだろうか?その後、私達の家族の住む地域、私達の愛する日本列島は再び復興できるのだろうか!天は我々全人類を、生かしてくださるだろうか!途方もない試練に思えてならない。