奥能登へ

北陸へはちょくちょく来ているが奥能登まで足を伸ばしたことは無かった。輪島の朝市の風景を一度見たかったのだ。いつも2月頃雪に覆われているか天候が荒れて近づけないのが常だった。

年の瀬の12月6日、7日は好天気で風も無く素晴らしい行楽日和だった。

行程の途中富山県五箇山(ごかやま)を訪れた。富山県の南西端にある南砺市の旧平村、旧上平村、旧利賀村を合わせた地域ではあるが、白川郷の合掌造りの集落で知られる。

以前白川郷には行ったが、こちらはやや寂しい。先日ブラタモリでも紹介してましたっけ...。

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郷土史を知る上では大切な文化財である。

この日は、千里浜なぎさドライブウェイ(波打ち際の砂浜)を走って気多大社

で参拝です。

気多大社(けたたいしゃ)は能登国の入口です。

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昭和時代天皇がこの入らずの森に入ったそうですが、一般の方は何人たりとも

入れないのだそうです。その森自体が世界遺産文化財なのだそうです。

この日は和倉温泉に泊まりました。掛け流しのお湯は少々塩分がありしょっぱいです。

自宅では、5分程度しか湯船に浸かってないのに夕食前になんと1時間以上浸かってました。その後のビールは格別でした。翌朝5時に起きてまた1時間以上お湯に浸かってました。湯から上がって立ちくらみが止まりませんでした。でも極楽極楽でした。

 

 

翌日は輪島キリコ会館で御神燈の見学です。中に入ると幻想的な空間に変わりました。

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約30期立ち並ぶキリコに圧倒されます。

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かなりの年代物ですが大きさもでかいです。3~4mあるでしょう。丁度青森のねぶた祭に匹敵します。

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キリコは能登半島全域に古くから伝わりその様相が伺えます。

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キリコ会館から望む海の風景

 

 

そのキリコ会館に近い街角で朝市が行われています。

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今日は本当に穏やかな日に恵まれました。冬の能登は雪に包まれます。本来シャーベットの街路を長靴で歩くのが日常です。でも未だに朝市は活気があります。